ひとりごとブログ

男性不妊による不妊治療中です

またまたお久しぶりです

 
なんと、約3ヶ月ぶりの更新となってしまいました。完全にブログを放置していたにも関わらず、数十人ではありますが、観覧してくださってる方がいて、感謝の気持ちでいっぱいです。
 
かと言って、この3ヶ月で、特に何も大きな変化は無かったのですが、なんだか久しぶりに今の想いを書いて記録したいなと思い、いまブログを綴っています。
 
無精子症だと診断されたのが春、そしてteseを受けたのが夏、あっという間に秋が終わって冬になろうとしていますね。本当に早い。去年の今頃は、さー、年が明けたら子作りするぞ、なんてワックワクしてたな。むしろハイだったかも。今になって目に付く、妊活high、妊娠high、出産high、子育てhigh・・・
今では全てが突き刺さる・・・笑
 
teseを受けたのが夏にも関わらず、私の夫は相変わらずで、この間やっっっとホルモン検査に行きました(本当は9月ごろ行く予定だったのに…西日本腰重い代表です)。異常があったら連絡するとのことでしたので、連絡ナシということは、大丈夫だったということでしょう。かく言う私も、市から降りる男性不妊手術の助成金申請の為の書類を保健所に持って行こう、持って行こう、と思いながらまだ引き出しの中に入れっぱなし…結局のところ、2人とも、あの怒涛の日々から少し離れて、無精子症診断以前の当たり前の現実に浸って休憩中、とでも言えば良いんでしょうか。
夫が無精子症、である事も今はもう当たり前の現実に変わりは無いのですが。
 
もちろん、毎日子どものこと、妊娠のこと、無精子症のことは頭をよぎります。でも、あれこれと考えるのをやめることで、ある意味、当たり前の事になったのかも知れません。『私の夫の目の下にはホクロがある』『私たち夫婦の家は2LDKだ』みたいな具合に、『私の夫には精子がいない』『私たち夫婦は不妊治療を終えた』て感じです。
 
ただまだ身近な友達には何も言っていません。夫も、いつ皆にカミングアウトしよーかな、なんて言っていますが、別にあえて言わなくても良いんじゃ無いかなと思います。5年後10年後、実はそーだったんだよ!ってホロリと言える時が来るまで。
身近な友達にカミングアウトできるほど、まだ心の準備、傷付く覚悟が出来ていないのかも知れません。前は向いてるはずなのに、なぜがこの壁は私にとってとてつもなく高いです。別に知られたら知られたでスッキリするんでしょうが、まだまだ時間がかかりそうです。
 
ですが、一つスッキリ出来たこともありました。それは、私の家族にカミングアウト出来たことです。
言葉ではなく文章で伝えましたが、私の家族にはそれが一番安全で効率の良い伝え方だと思ったからです。
発覚から現在までの経緯、夫婦の想い。理解は出来なくてもどの道を選ぼうが、私達夫婦がたくさんたくさん悩んで出した答えを、どうか受け入れてほしいと。
正直、何で相談しなかったんだ、と怒られるかな?とも思っていましたが、『辛い時期に気付いてあげられなくてごめんね、2人の道を応援します。』と背中を押してくれました。
 
現時点での私達夫婦の答え、
teseが終わり、旦那との子どもを授かることが無理だとわかった後、すごく悩みました。悩んだと言うよりか、どうしたら良いのかわからなかった。
少ない選択肢ではありますが、それぞれの道がある。そしてその全てが、正解なんだと思います。悩みに悩んだその道が、それぞれの夫婦にとって、正解であると私は思います。
 
私たち夫婦の選んだ答えは、
『夫との子どもを授かることを望む』
です。
何を言ってるんだと思う方もいらっしゃるかも知れないですが、何か一つの『信念』にこだわる事が、私達夫婦には必要でした。
大々的な医学の進歩、はたまた神がかった奇跡でも起こらない限り、夫との子どもを授かる事は出来ません。でも、それでも良いんです。
夫婦2人でこだわる信念があれば、手遅れも、後悔もありません。それが2人で選んだ道だから。
 
でも、まだまだ未熟な私は、その信念を固める力がありません。その信念を貫く心を強く持つ為にも、これからも無精子症のこと、不妊のこと、もっともっと勉強して行こうと思います。もしかしたら、やっぱり養子を受け入れたいとか思う日が来るのかも知れません。その時はまた夫婦で話し合って、新たに想いを固めれば良い。
今は時期を決めて、最後までやり遂げる根気を持つことが大事だと考えています。
 
だらだらと語ってしまいましたが、簡単に言うと、
『夫との子どもを授かることにこだわる』に向かって心の整理中。
 
です。
 
 
『子どもを作るまえに、沢山夫婦で遊んだり旅行したり、自分一人の時間を楽しんでね!』
とたくさんのママから言われます。今ってすごく自由で大事で、もう当分取り戻せない時間だよ、と。
夫の無精子症が発覚するまでは、きっとそうなんだろうなぁと思っていましたが、今では、人間無い物ねだりだな〜、と心の中で思っています。
 
子どもを持たない夫婦の道を選ぶことに不安を感じる質問者に対して、
 
子どもがいることが幸せか否かではない。
子どもによって得られる幸せも沢山あるし、子どもがいないことによって得られる幸せも沢山ある。そして、それは子どもによって得られなくなる幸せもあり、子どもがいないことによって得られない幸せもあるということ。
幸せなんて本人の考え方次第でどうとでもなるもの、大事なのは今ある幸せを手放さないこと。
 
と回答してある知恵袋が何だかストンと私の胸に落ちて思わずブックマークしました(どんだけ知恵袋みてんねん、て感じですが。)
 
結局、幸せは個人でしかはかれないものなんですよね。
 
 
私たち夫婦なりの幸せを考えて、しっかりと次のステップに進めたらいいな。。。