ひとりごとブログ

男性不妊による不妊治療中です

無精子症と発覚して3年

こんばんは。お久しぶりです。

主人の無精子症が発覚してからまる3年が経ちました。この3年どうしていたかというと、何もしていませんでした。何も出来ませんでした。気持ち的に。

 

向き合う気力がなかったのです。

とっても疲れていて、一生分泣いて、それでもまだ涙は枯れなくて。

 

とりあえず、このまま悩み続けても自分が壊れてしまうと思い、

 

●沢山買い物をしました

●沢山旅行に行きました

●ちょっと恋もしました←え

 

とにかく、自分の魂が死んでしまわないよう、好きなことを存分にしました。

そして、ちょっとずつ、ほんの一握りの友人にだけ、相談する勇気を持てました。今後、どんな選択肢を取るかわからないので、公にはできない悩みですが、私には誰かに相談するという手段しか取れませんでした。出産や不妊治療のために溜めたお金も、ぜーんぶパッと使ってしまった事を少し後悔しましたが笑、『○○ちゃんがそれで救われてたのなら、必要な出費だったんだよ』、と言ってくれた友人がいて、あぁ、この子に相談して間違いじゃなかったな、と思えたこともありました(これからは頑張って貯めます…)。

 

そして、少し恋をした、という件ですが、これは、主人との離婚を頭の片隅に置いていたので、主人以外の他の男性を男性として見てみよう、としたからです。この考え方に気分を悪くされる方がいらっしゃったらすみません。

別に何かがあったわけではありません。私の一方的な恋心です。しかし、恋をすればするだけ、私には主人しかいないんだなぁ、と思い知らされるばかりでした。結局、今でも残念なことに←、主人とはとっても仲良しで、やはり愛しているのだな、と思います。仲さえ悪ければ…何か主人に汚点さえあれば、今すぐにでも離婚してやるのに、と何度思ったことか。

そしてこの恋に関して、意外や意外、相談しても否定する友人は1人もいませんでした。むしろ、新しい恋を応援してくれたり、自分の無精子症が原因で離婚するより、妻の新しい恋が原因で離婚する方が、旦那も『自分のせいじゃなかった』と安堵して、案外スッキリ離婚してくれるかもよ?と、新しい角度の意見をくれる友人さえいました。

離婚の考えを責める友人は、一人としておらず、それは当たり前の選択肢だから、自分を責めなくていいと思うよ、と全員がゆってくれました。それだけで救われた気がしました。

 

赤ちゃんや小さな子ども、妊婦さんを見るだけで息が詰まりそうな日々が続き、それを忘れるために人生をぱーっと楽しみましたが、やっぱり人生にはきちんと向き合わなければならない…そう思い直すのに3年もかかってしまいました。

 

今、私の中である1番の気持ちは『産みたい』です。

そして絞られてくる選択肢は、離婚か、AID。

でも、離婚は考えられない。AID…生まれてくる子の気持ちを考えると、全く決断出来ません。結局決めるのは自分なのに、全く答えもヒントも頭の中にも心の中にも出てきません。

 

寝る前の時間にダダッと文章を書いてしまい、支離滅裂ですみません。3年前の文章も読み返す心の余裕がなく、今ただ思ったことをひたすらに書いているので、矛盾してるところも沢山あると思います。

 

余裕があれば、以前の文章を読み直したいと思います。また、傷がえぐられるのは覚悟の上ですが、やはり、私と同じ境遇の人たちがいる限り、少しでも、情報と、気持ちを共有すべきかと思い、今日は久しぶりにブログを、書きました。

 

また余裕があれば、戻ってきて、書きたいです。

 

つらいですね。

でも、この記事に辿り着いてくれる誰かがいるだけで、救われるし、顔も声も名前も知らない沢山の誰かが私と同じ悩みを持っていると思うだけで、頑張ろうと思えます。

 

次回は、頭の固い母親に、意外にもAIDを勧められ、安心したと思ってた矢先に、やっぱり離婚が良いかもと言われ、振り回されている。or 仲の良い友達夫婦から、一回の子作りで妊娠したよ!と報告を受けた(こっちはゼロに何かけたってゼロなのによ!!)。のどちらかの記事を書こうと思います。

いきなりヘビー!!

 

おやすみなさい。